こんにちは、飯田さん(@iida_shi)です。
Vyondを使って月100万円以上を稼ぐクリエイターがいるという。その実態はどのようなものなのか。
今回、そんな実績を持つVyondクリエイターの新井さん(@tomo_arai_6069)にインタビューを行い、その軌跡を探った。
今後Vyondクリエイターとして企業とお仕事をしていきたい方はぜひ最後まで読んでお役立ててください。
Vyondを始めるきっかけ
━━ Vyondを始める前は何をされていましたか?
まず高校卒業後、自営業の実家で5年ほど働きました。それから約12年間3〜4社ほど転職を経験しながら会社員として過ごしました。
動画業界の経験はなかったものの、職業訓練校でWebデザインを半年ほど学んだことで、Vyondを始める前からAdobeのクリエイティブソフトに触れたことはありましたね。
━━ Vyondとはどうやって出会いましたか?
当初はスマートフォンの出張修理業を行っていたのですが、コロナ禍もあり集客に苦戦していました。そこで動画による集客を考え、Vyondに出会いました。自身の事業PR動画制作と副業としての動画制作を目的に、Vyondを始めることを決意しましたね。
━━ Vyondを始めるにあたって10万円以上の契約金が必要ですが、お金はどう工面しましたか?
たしかにVyondの初期費用は高額です。私の場合は、アメリカのサイトで年間契約を行い、クレジットカードの分割払いを利用しました。動画制作にビジネスチャンスを感じたことでの決断だった。とはいえ、ちょっと思い切ったことしたなと今は思います…。
━━ Vyondの初期費用の高額さに契約を躊躇する人は多いのですが、クレジットカードの分割払いなら月5万円で契約できますからね。ちなみに飯田も新井さんと同じく最初に契約したときは分割で払いました。
最初の案件と学び
━━ はじめての案件はどうやって受注されましたか?
最初の案件はクラウドソーシングサイトで獲得しました。YouTube向けの「スカッと系」動画。10分で3000円という低単価でしたが、20時間以上かけて制作しましたね。
この経験から、スキルアップの必要性を感じ、Vyondのスクールに通うことを決めました。スクールでは実践的なデザインや模倣を通じて技術を磨きました。
━━ おそらくクオリティの高い動画が作れるからといって仕事がたくさん舞い込んでくるわけではないと思うのですが、案件獲得はどうされていましたか?
案件獲得は、引き続きクラウドソーシングサイトだったり、ビジネスマッチングアプリ、オンライン交流会に参加するなどあらゆる手段を試しました。
特に異業種交流会(オンライン)での成果が大きかったですね。そこから毎月依頼をしてくださるような企業さんに会えたりとかしました。
━━ SNSから仕事が決まるケースもありますが、新井さんはSNSをどう活用しましたか?
主にX(旧Twitter)を活用しました。具体的には、実績動画の公開や日常的な情報発信をしましたね。
単なる作品のポートフォリオを投稿するだけでなく、動画制作のノウハウや個人的な話題も交えることで、人となりを知ってもらうよう心がけました。
━━ 人に認知してもらうための活動ってめちゃくちゃ大切ですよね…!
Vyondで月100万円を達成したきっかけ
━━ 月100万円達成したきっかけは何でしたか?
地道な営業活動と実績の積み重ねにより、様々な企業から依頼が増えていきました。月100万円を達成できたのは案件が重なったことが大きな要因でしたね。
━━ ちなみに現在がおいくらで制作を受けていますか?
現在は90秒程度の動画で10万円前後の料金設定。
クライアントの「丸投げ」ニーズに応えるため、わかりやすい料金体系を心がけていますね。
━━ お客様は時間を買っているという側面を意識した働きかけができるクリエイターは強いですよね。
Vyondというツールを使い、独学と実践を重ねながら月100万円という高収入を実現した新井さん。その道のりは決して平坦ではなかったが、粘り強い努力と戦略的な行動が実を結んだ好例と言えるだろう。
Vyondクリエイターを目指す人々にとって、大いに参考になる経験談であることは間違いない。
新井さんは、自身が独立したばかりの頃と同じ苦労を他の人がしないためにも、Udemyで『Vyondで高単価案件を獲得するための実践講座』というコンテンツを販売している。Vyondを始めたい人や案件が取れない現状に不安を感じている人は、受講してみてはいかがでしょう。