カラーコーディネーター検定試験のスタンダードをVyondクリエイターが受験してみた結果

こんにちは、飯田さん(@iida_shi)です。

「カラーコーディネーター検定」という検定試験に2020年11月末に受講してきました。

実はこの試験は、2020年から形式が変わったのです。
今まで3級・2級・1級と三段階に分けれていたのですが、2020年からスタンダードクラス・アドバンスクラスと2つに分けられました。

そしてカラーコーディネーター検定は年に2回 6月と11or12月に行われるのですが、なんと今年の6月はコロナにより中止となりました。

2020年11月に行われたカラーコーディネーター検定試験が、スタンダードクラスとアドバンスコースに分かれた初めての試験だったのです。
つまり未だカラーコーディネーター検定の「スタンダード」と「アドバンス」の資格を持っている人間はいないのです。笑

飯田さん

第1回に受講したい!そして資格を自慢したい!

という理由から試験を受けてきました。

そこでせっかくなので試験の内容やタメになった参考書・教材などを紹介していきます。

この記事はこんな人にオススメ!

・「カラーコーディネーター検定」について興味を持ってる人
・Vyondクリエイターにとってオススメな資格を知りたい人
・副業に活かせる資格を知りたい人

目次

カラーコーディネーター検定とは?

カラーコーディネーター検定とは東京商工会議所によって行われる、色に関する知識を問う検定試験です。

よく色彩検定と勘違いされがちですが、全く別の試験です。
違いは色々あるのですが、大きく3つ紹介します。

まず1つ目の違いが、主催が違うこと。
色彩検定は公共社団法人色彩検定協会が主催ですが、カラーコーディネーター検定は東京商工会議所によって開催されています。

2つ目が、出題される範囲の違い。
色彩検定は『色彩学』について幅広く出題されるのに対して、カラーコーディネーター検定では『色彩に関する基礎からビジネスにも応用できる知識』が出題されます。

最後3つ目が、受験級の名称が違います。
色彩検定は3級・2級・1級と級形式ですが、カラーコーディネーター検定だとスタンダードクラス・アドバンスコースに分かれてます。

色彩検定は3級が初心者向け、2級は中級、1級は上級といった感じ。
カラーコーディネーター検定はスタンダードクラスが初心者、アドバンスが中上級者向けといった様子になります。

飯田さん

私は今回スタンダードクラスを受講しました。

受験してみた感想

まずポジティブな感想として、色に関してなかなか勉強する機会がなかったので「資格」というきっかけを通して学べて楽しかったです。

「色」とは単純のように見えて実はものすごく奥が深いのです。

色が持つ力に感動した時にしたツイートになります。

https://twitter.com/iida_shi/status/1295845029714378753

こういった情報をゴールなくただ参考書や書籍を読んでいても、なかなか自分の力にはなりません。
今回「カラーコーディネーター検定を合格する」という目標があったからこそ、貪欲に色彩の知識を自分のものにしてやろう!と思うことができたのです。

色を学ぶきっかけとして受験してよかったと思ってます。

うまみを感じてるのは今のところこれだけです。
大事なのは、この経験をスタート地点とし色彩の知識をどんどん追求していくのと、「カラーコーディネーターの資格を持ってるVyondクリエイター」として自分を売りに出すことだと思っているので、引き続き行動あるのみです。

ここからは少しネガティブな感想です。

まずここで学んだことをVyondに応用できるかという言われると少し難しいのがカラーコーディネーター検定のスタンダードクラスにチャレンジしてみて思った本音です。

この検定のために勉強したことは以下の通りです。

カラーコーディネーター検定 スタンダートコースの受験で勉強したこと

・色が生み出す働き(視認性や膨張色など)
・色の三属性にまつわる色彩知識
・PCCSに基づいた美しい配色の作り方
・色と光の関係
・眼の働きによって変わる色の見方
・セールスと色の関係

もちろんここで学んだ知識を全くVyondに適応できないということではありません。ただ、ここで学んだことは「色に関する基礎知識」なので、まだ深く勉強をしないと胸をはってカラーコーディネーターとは名乗りにくいです。

とはいえ、資格とは大きな権威性ないしは他のクリエイターとの差別化へとつながるので持っておいて損はないと思います。

受験にあたって使った教材

ここでは私が受験するにあたってお世話になった教材たちを紹介します。
中には無料の教材もあったりするので要チェックです!

Udemyという学習サイトの教材も紹介しますので、登録しておくことをオススメします!

①カラーコーディネーター検定試験Ⓡスタンダードクラス公式テキスト

こちらはカラーコーディネーター検定の公式テキスト。

カラーコーディネーター検定の教科書みたいなイメージです。
試験を受けるにあたって、1番最初に購入した書籍でした。

きめ細かく文字が並んでいるため、この1冊で受験に挑むのはオススメしません。
次に紹介する問題集で学習を進めていき、理解できない単語などが出てきたらこの本で調べるといった使い方がオススメです。

②スピード合格! カラーコーディネーター【スタンダードクラス】テキスト&問題集

1番お世話になったのが、このテキスト。
カラーコーディネーター検定を受験を考えてる人は1冊持っておくことを強くオススメします。

なぜなら、公式テキストを要約されたのがこの本だからです。
また各レッスンの最後に小テストがあり、この小テストで解いた問題がそのままテストに出題されたこともあったからです。

さらにテキストとは別に、重要なキーワードだけを厳選した小冊子が付いてきます。

飯田さん

テスト前の2時間、追い込みで使いました。

③初心者でも簡単にマスターできる!
配色・色合わせに必要な【色相・明度・彩度】と【色調/トーン】の基本知識

ここからはUdemyの講座となります。

カラリストのよしのたかみさん(@inluce)という方がリリースしている講座となります。
色彩学に関する仕事をされているだけあって、難しい色彩を教えるのがすごく上手でした。

また動画の講座となりますので、何度も見返しやすく試験前の時間がない時などは耳だけで聞いたりして勉強してました。

初心者でも簡単にマスターできる! 配色・色合わせに必要な【色相・明度・彩度】と【色調/トーン】の基本知識

④【見る必要なし!?】赤は、なぜ赤く見えるのか(⇒色と光の関係性)

飯田さん

なんとこの講座、無料です!

無料だからと言って、適当な情報だというわけでもなく、とてもしっかりとした講座でした。

我々はどうやって色を認知しているのか?といったカラーコーディネーター検定で重要となる色の仕組みを学ぶことができます。
実はこのパートは、本だけで理解しようとするとかなり苦戦するでしょう。

そんな理解に苦しむ場所を、動画でしかも無料で学べるので受講しない理由がありません。

またカラーコーディネーター検定を受験しなくとも、色について少しでも興味がある方は観てみる価値ありますよ!

【見る必要なし!?】赤は、なぜ赤く見えるのか(⇒色と光の関係性)

結局カラーコーディネーター検定はどうなのか?

結論、資格はあくまでスタート地点に立つだけであって、資格を取得して満足をするのであれば取らなくても良いと思います。
特にカラーコーディネーター検定スタンダードクラスは他の資格と比べて難易度はかなり低いです。
私自身 勉強し受験しただけで色について詳しくなったとは1mmも思っていませんし、思うことができません。

仮にカラーコーディネーターの資格を取得することができて私が1番懸念してるのはクライアントから、

クライアント

カラーコーディネーターの資格を持っているのにデザインセンスないよね…。


と思われてしまうこと。

そうならないためにも、学びを辞めずに引き続き勉強します。

合否発表…?

合否発表は2021年1月8日なので、まだ分かりません。
結果が分かり次第、送られてくる合格賞と共に更新します!

飯田さん

多分合格してます!

-追記:2021/01/08-

飯田さん

合格しましたー!!

100点満点中、77点でした。
合格率が72.3%なので結構ギリギリです。笑

驕らず、引き続き知識を深めます!

最後に、これから色に関する勉強をする人へ。
1つのツイートをお送りします。

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この記事を書いた人

アニメーション制作ツール「Vyond」を駆使し、世界を放浪しながら動画制作を行うクリエイターとして活躍中。人生をコンテンツ化することをテーマに、Kindleで経験を発信し、教育コンテンツを展開。
現在はVyondコミュニティ「KANATA」を運営し、業界を盛り上げています!

好きな国はジョージア。

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