私事ではありますが、2021年10月2日に日本から東欧のジョージアという国へ拠点を移しました!
ジョージアとは、東ヨーロッパに在する国で、北にロシア、南にトルコ、アゼルバイジャン、アルメニアが隣接しています。アメリカのジョージア州ではありません。
この記事では以下の話をしていきます。
- なぜジョージアへ移住したのか
- 今後の飯田の活動について
- お知らせ
将来的にジョージアへ行きたいと思っている方に届いてくださると嬉しいです。
海外へ行くことを決意した理由
なぜ拠点を日本から海外へ移したのか、私なりの考えをシェアします。
もし日本でくすぶっている人がいましたら、参考にしていただけると嬉しいです。
若いうちにいろいろな経験をしたいから
「若い頃は貯金をしなさい!」と子供の頃から言われて育てられましたが、私はその方針に反対です。
若いうちは借金をしてでも人生経験にお金を使うべきだと思っています。

なぜなら、若いうちにお金を使って豊富な経験を積んでおくこと、今後の人生に複利として生きるから!
仮に20歳から10年間、将来の予期せぬハプニングに備えて100万円を貯金しても、得られるのは少額の金利と安心だけでしょう。
もちろん貯金することは否定しません。私も何か起きた時の備えとして一定額の貯金は必要だと思っています。
しかし100万円もあれば、海外でしばらく生活することができます。
海外へ行くことに限らず、プログラミングやWebライティングの講座を買ったり、スクールへ行くことだってできますよね。
若いうちに身銭を削った行動を取ることで、今後の人生に影響を与える経験や出会い、スキルを手に入れることができるでしょう。
私はまだ独り身ですし、借金やローンはありません。
何よりフリーランスなので屋根がある部屋とWi-Fiとパソコンがあれば生きていけます。
体力があり自分の時間が自由に効くうちに、いろいろな国へ行って、かけがえないの経験を積むのも拠点を海外へ移した理由の1つです。
生活費を落としたかったから
海外の中でもなぜジョージアという国を選んだのかというと、他の国と比べて物価が安いからです。
ジョージアで生活する上での身の回りの出費に関しては下記の通り。
- タクシーは3km走って約150円
- 部屋は2LDK家具付きで約50,000円
- 電車は市内どこまで行っても約40円
- コカコーラは日本と同じサイズでも50円ほどで買える
- 外食はワインをたっぷり飲み、お腹いっぱい食べても1人900円ほど
月10万円もあれば十分に生活できるのです。
よって日本より物価の低いジョージアで生活費を落として、余った手元のお金を使って旅へ出たり、利益を上げる仕組みを作るのにガンガン使っていこうと考えています。
「でも外国だからずっと滞在できるわけじゃないでしょ?」といった声が聞こえてきそうですが、
ジョージアは1年間VISAがなくても滞在可能。
さらにジョージア在住中に諸外国に出国し、再入国することでまた1年滞在期間が更新されます。
つまり新しいルールが追加されない限り、永遠にジョージアへ滞在することができるので、しばらくこの国で自分を磨こうと思います。
今後日本でも海外移住ブームが来ると思っているから
正直このまま日本に残り続けるのはキツいと思っています。
- 政治不信
- 外資の参入
- 円安
- 南海トラフ大地震
- 格差社会
- 老後2000万円問題
- 税金の無駄使い
- IT後進国
- 少子高齢社会
上げたらキリがないくらい日本は諸外国と比べて劣っている点が目に余ります。
すでに日本の富裕層や有名人などはビジネスのしやすさや税金、住みやすさなどを加味して海外へ拠点を移しています。
日本人の日本離れは、今後も進むでしょう。
よって、先に外国での生活に慣れておき準備しておけば、仮に日本人がこっちの国に流れて来た時に、何かしらアクションを起こしやすいと私は考えています。
ちなみに普段の生活で現金を持ち歩くことはまずなく、だいたいどこでもカードで支払い可能。
ジョージアのタクシーはアプリで配車し、支払いは銀行のキャッシュカードで自動決済されます。
おそらく日本より日常のIT化は進んでいるでしょう。
補足すると、私は日本のことが嫌いなったわけではありません。
むしろ日本は大好きで、未来永劫良い形に残していきたいと思っています。
だからこそ内部に依存するのではなく、外の世界から母国を客観視した行動を起こすべきだと私は考えた結果、移住したのも1つの理由です。
ジョージアに来たけど、どうするの?



ジョージアで何するの?現地で働くの?
こういった声が聞こえてきそうなので、私がこの国に来てしていることを紹介します。
Vyondアニメーション制作を続けます
ジョージアにいながらもVyondを使ったアニメーション制作は続けております。
現在も多くの企業様から依頼いただいており、1日16時間くらいコワーキングスペースに引きこもってパソコンと睨めっこしてるなんてこともあります。
↓このようなアニメーションを作っております。


なおジョージアにいながらも新規依頼は受け付けております。
最近はYouTube用のアニメーションや、会社でリリースする新しいサービスのPRアニメーションなどの制作依頼を受けることが多くなってきました。
アニメーション制作だけではなく、動画の企画から、ナレーターの手配、シナリオ作成、シナリオ添削、完成した動画のサムネイル作成など制作に関わることはすべて丸投げすることもできるので、今まで動画を作ったことがない方でもご安心ください。
「フリーランスに依頼すると飛ばれたりしそうで、ちょっと…」なんて心配される声をたまに聞きますが、私は顔出し実名公開をしているので飛んだ時のリスクの方が高いです。
ぜひ、Vyondアニメーションの制作は飯田まで。
※契約書は、すべて電子契約とさせていただいております。ご理解ほどよろしくお願いいたします。
ジョージアの本を出しました!
私がジョージアへ行き、現地で部屋を借りるまでの生活を1冊にまとめて、電子書籍として出版しました!
これからジョージアへ行く人がもっと増えたらという願いを込めて、どんな準備をしていけばいいか、トビリシ(首都)へ来たらどの店へ行くべきかなど、私が体験してきたことを時系列順にまとめたのが本書です。
いわばジョージアへ行く上での攻略本のようなものだと思っていただければ幸いです。
こんな人にオススメ
・ジョージア移住を考えている
・ジョージアという国に興味ある
・外国での生活に興味がある
・これから生まれて初めて海外へ行く予定がある
・今の生活に刺激がほしい
ノマドニアの先生になりました
ジョージアで知り合った経営者から誘われ、10個の職種をジョージアでノマドしながら体験するワークショップこと「ノマドニア」のVyondの先生になりました。
また1期生では、Vyond以外にWebライティングも教えました。
参加された方の感想を載せておきます。
ノマドニアは年齢関係なく参加できます。(※審査あり)
もし現状を打破して、新しい生活を求めているのであれば、参加してみてはいかがでしょうか!


追記:ジョージアを去りました
2022年8月に1年弱滞在したジョージアを去りました。
理由は以下の通りです。
- もっと他の国を見にいきたい
- 隣国の戦争により物価の高騰
- 移民者がジョージアへ流れ込み、賑やかになりすぎている
2022年にロシアがウクライナを襲撃してから、隣国のジョージアにも色んな変化が起きました。
例えば、今まで月3万円で済むことができていた賃貸が、月5万円になっていたり。街を歩いているとあらゆるところからロシア語が聞こえるようになったり。
距離が離れているといったものも、いつこちらに被害が加わるかわからない状態に不安な日々を過ごすこともありました。幸いにも滞在中に物理的な危害はありませんでした。
ここまで書くとまるで襲撃があったから出ていくように感じ取れてしまいそうですが、決してそんなことはありません。もう少し滞在していた気持ちもありましたし、やり残したことはたくさんあります。
しかし、ジョージアという国に滞在し人と会ううちに、もっと色んな国へ行き人生経験を積みたいと思うようになったのです。
なので一旦ジョージアから距離を置いて、東南アジアを経由して日本へ帰ります。
日本でやることを終えたら、また世界のどこかへ旅をしようと思います。
ここからはお知らせになります。
私はこれから訪れる国を記録として残すべく、写真資料集を作りKindleに販売することにしました。
ぜひ、旅の雰囲気を写真からでも楽しんでください。
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